伝説の人参果と伝説じゃない方の人参果

伝説の人参果と伝説じゃない方の人参果 建水でスーパーをのぞいていたら人参果という果物が売っていた。白い実に紫のストライプがまだらにはいっている。500gで2元と安かったので買ってみた。味はメロンのような味で皮ごと食べられる。熟れて少し柔らかくなったくらいのが食べごろのようだ。

しかし人参果というのは変わった名前だ、フルーツ人参ということかな。調べてみると人参果とは西遊記に出てくる食べ物で1万年に30個しか実らない赤ん坊の形をした果物らしいが、ぼくが食べたのはその伝説の人参果ではなく南アメリカ原産のペピーノという果物だったらしい。


伝説の人参果と伝説じゃない方の人参果, 1 翌日、建水の町をぶらぶらしているとこんどは路上でおばさんが西遊記の人参果を売っていた。匂いを嗅ぐだけで360年、食べると4万7000年も長生きできるそうだ。しかもひとつ2元と大変にお買い得なのだ。


伝説の人参果と伝説じゃない方の人参果, 2 写真を撮っているとおばさんがくるくる人参果の顔をこちらに向けてくれる。

人生は限りがあるから素晴らしいという人がいるが、ぼくは生きられるのならいくらでも生きていたい。しかしいざ4万7000年も生きるのかとなるとなかなか悩ましい。結局買わずに立ち去ってしまった。人間とは不自由なものだ。

しかし赤ん坊の形をした果物を食べると長寿のご利益があるというのは何とも中国らしい話だ。