勐坪のマーケットも見たので勐橋(勐桥)に向かうことにする。昼頃に馬鞍底から金平に行くバスが勐坪を通過するらしいが、勐坪から勐橋まで地図で見ると10キロ程度なので天気もいいし歩いて行くことにする。
町を出ると道路の脇からずっと向こうまで見渡す限りバナナ畑。むかしは稲など他の作物を生産していたらしいがバナナのがお金になると田畑をすべてバナナ畑にしてしまったそうだ。
歩いているとバナナ畑の方から昆虫が集まって来そうな発酵した蜜の甘い匂いがしてきた。寺門ジモンさんが頭に浮かんだ。何だかすみません、哀川翔さん。ぼくの芸能人昆虫王は寺門ジモンさんのようです。
久しぶりに天気がいいので歩いていても気持ちがいい。
勐橋に近づいてくると大きな家が目立ってくる。これはバナナ御殿だな。
11時半過ぎに勐橋に着く。思っていたよりも早く着いた。10キロくらいと思っていたが7キロくらいしかなかったようだ。いくつか酒店、賓館で値段を聞いて最も安かった40元の賓館に泊まる。
バックパックを背負って勐坪から歩いて来たのだから今日はもうのんびりしようと思っていたが、せっかく天気がいいのだからと歩きに行くことにした。
勐橋から北の方に進む。バナナ畑ばかりだな。見渡す限りバナナ畑。
脇道にそれてしばらく歩くと村がある。石板があり麻栗塞村と書いてある。
向こうに勐橋が見える。思っているより遠くまで歩いて来てしまっているがそのまま歩く。
しばらく歩くと行き止まり。バナナ畑の中に入っていく小道があったので、近くにいたハニ族のおばさんにこの道はどこに行きますかと聞くと「マーピー」という。勐橋にも行けますかと聞くと行けるというのでバナナ畑の道を歩いて勐橋に戻ることにする。
腐った蜜の匂いがすると今度は寺門ジモンさんと哀川翔さんが頭に浮かぶ。
勐橋から歩き始めて2時間半ほど歩きぐるっと回って勐橋に戻って来た。
町外れの商店でバナナを担ぐ背負子が売っていた。一緒に売っているマットレスは背負子に敷いてバナナを傷つけないようにする為のもののようだ。町中の商店でも同じような背負子が売られていた。これだけバナナ畑がたくさんあると背負子もたくさん必要なのだ。

