者米では日の干支が龍と狗の日に定期市が開かれる。8時半にマーケットを見に行く。まだ朝が早いのか人が少ない。
豆乳と油条(揚げパン)を食べる(2元、40円)。前のおじさんは朝から揚げパンを3つも食べている。
9時半頃になると人が多くなり賑やかになる。タイ族が多いが民族衣装はスカートだけ。
ハニ族もいる。者米のハニ族はいろんな色のズボンを履いている。いろいろな色のズボンが売っているからいろいろな色のズボンを履くのか。いろいろな色のズボンを履くからいろいろな色のズボンが売られているのか。
ヤオ族、ミャオ族(モン族)も少ないがいた。頭に飾りだけ付けたラフ族も数人見かけた(たぶんラフ族だと思う)。
竹の椅子が売っていた。こういうのはタイ族の民芸品なのだろうか。ひとつ欲しいがいくらなんでもかさばり過ぎる。
きな粉餅が売っていたので買って食べる(1元、20円)。よく見かける白玉のようなころころと小さいものではなく、大きくなかに蜜が入っていた。どうもきな粉餅を見かけるたびに食べているような気がする。
金平県に来てからよく雨に降られる。以前、大真面目に晴れ男なのか雨男なのかと聞かれたことがある。この人は本気でそんなことを聞いているのだとえらく驚いた。ぼくは自分と天気を結びつけて考えるようなだいそれた考えは持ち合わせてはいないが、世の中にはだいそれた人間がいるものだと感心した。
しかしここ数日、ぼくは雨男なのではないかというような気がしてきた。金平県で雨に降られただけでなく、東チベットを歩いていたときも、ベトナムのハザンを旅行していたときも雨ばかりだった。ぼくは雨男なのだ。
ぼくも随分とだいそれた男だ。






