歩きたくなったので、チェンコーンから国境を越えてフアイサーイのバスターミナルまで歩くことにした。
朝5時半過ぎに宿を出てラオスとの国境、第4友好橋を目指して歩く。 辺りはまだ真っ暗だ。こんなに早く歩き始めなくてもいいと思うが、 今日中にフアイサーイからバスでルアンナムターに行きたいので早い方がいいだろうとこんなに早く出発した。
事前にフアイサーイからルアンナムターのバスの時間を調べて、その時間に合わせて歩き始めればいいのだろうが、 未知のことを用意しておくというのも必要なことではないかと思い調べなかった。
メコン川に出て川沿いを歩く。メコン川は真っ暗でそこに川があるのかどうかもよくわからい。
川沿いから外れて幹線道路に出る。大型スーパーの手前を左に曲がる。
しばらく歩くとだいぶ明るくなってきた。 犬に吠えられながら歩く。
昨日食べたソムタムは美味しかったな、 ツーリスト向けに発酵したカニを入れないようなソムタムはソムタムのうちに入らないね。 などといきがったことを思って歩いていたら大きな犬3匹に吠えられる。 近づいてきて鼻を当ててくる。1メートルぐらいの距離で吠えている犬は怖くはないが、 鼻を当ててくるというのは、もうじき噛ませていただきますよということだ、きっと。 ちょっと、いやけっこうビビる。
しかしどうも犬はぼくの拳にばかりに鼻を当ててきている。 そういえば、 もしものときに投つけようと石を握って歩いていたのだ。 どうもこれを食べ物か何かと勘違いしているのではないかと思い、 石を遠くに放ると犬も石を追いかけてどっかに行ってしまった。
裏目に出ることもある。
道路から畦道に入る。
ほぼ畑の中を歩く。
国境に向う道に出る。
チェンコーンから1時間半で国境に着く。
6時から開いていると聞いていたが、イミグレーションにまだ人がいなく出国手続きができない。 7時半、イミグレーションが開いたので1番乗りで出国する。
予期していたように、歩いて国境を渡るなと張り紙がある。 仕方ないのでラオス側のイミグレーションまでのバスのチケットを買ってバスが出るのを待つ。 バスはもう停まっているのだが、ある程度ひとが集まらないと出発しないようだ。 チケットは20バーツだが時間が早いので5バーツ余計に取られて25バーツだった。
あとから出国して来た白人たちは灰皿の周りに集まってタバコを吸っている。 チリチリとタバコの火種でこのぽっかりと空いた待ち時間を燃やしているようだ。
みんながチリチリと時間を燃やしてくれたおかげか、 バスは思っていたより早く出発した。
ラオス側のイミグレーションでバスを降り、 アライバル・ビザを取得する白人たちを横目に入国手続きに進む。
イミグレーションを出るとすぐに両替所があった。 閉まっていたが8時半から営業と書いてあるので8時半まで待って、 手持ちの数百バーツをラオス・キープに両替する。
バスターミナルに向けて歩き始める。立派な道。 国境で客を降ろして町に戻るトゥクトゥクが乗って行くかと聞いてくるので値段を聞くとフアイサーイの町が50バーツ、 バスターミナルが30バーツまでは簡単に値切れた。 値段を交渉しといて乗らないのは気が引けるが、後学の為に相場を知っておきたかったので勘弁してもらう。
分岐を左進すすみ、その後ずっとまっすぐ歩く。
国境から1時間でフアイサーイのバスターミナルに着く。
チェンコーンの宿を5時半過ぎに出てフアイサーイのバスターミナルに9時半に着いた。 歩いた時間は、チェンコーンから国境が1時間半、国境からフアイサーイのバスターミナルまでが1時間だった。
チェンコーンから国境は乗り合いのソンテウで50バーツ、 国境からフアイサーイのバスターミナルまではソンテウで30バーツで行けるので、 歩いて行くというのはよっぽどの好事家ということになる。












