デルゲ(徳格)はいたるところで工事が行われていて何だかとってもほこりっぽい。工事で地面を掘り起こし、土砂をきちんと処理せず川岸に積んているので川の水もにごっている。
ほこりも多いが、公安も異常に多い。やはりいろいろうまくいってないのだなと思う。
とまあいろいろ複雑な事情もありそうだが散策に出かける。
デルゲといえばデルゲパルカン(徳格印経院)とデルゲゴチェン。
デルゲパルカンは夕方になるとチベット人がコルラに多くやって来る。そしてその辺のベンチに座って世間話をしている。やはりラルンガルゴンパやアチェンガルゴンパのようなお寺よりも、町の中にある、衆生の人々に身近なお寺の方がいいな。
こういうお寺だとちっとも信心深くないぼくも地元の人にまじってくるくるとコルラをしてしまう。
デルゲゴチェンに行くとお寺の中庭でおばさんたちがヤクの毛から毛糸を作っている。
デルゲはチベット仏教のサキャ派と関係が深い土地らしく民家の壁もサキャ・カラー、白・赤・濃紺に塗っているところがけっこうある。
だいぶ明るい色で塗っている。サキャ派も過ぎるとフランスになってしまうようだ。
デルゲパルカンとデルゲゴチェンに向かう道は表参道のようで仏具やらアクセサリーやらを売るお店が多い。
やはりチベットはインドとの関係が深いのかインドの俳優か歌手のポスターを貼ってある店があった。デルゲの仲屋むげん堂かと思い入ってみると、どうも女性用アクセサリーのお店だったので、早々に退散。
街は景観を整えるために、そこかしこの建物の外壁を改修している。
街なかにはゾンサル(宗薩)なんちゃらという名前の店が多い。サキャ派との関係が深い土地なので、サキャ派のゾンサルゴンパから名前をとる店が多いのだろう。
デルゲはWikipediaに書いてあったようにサキャ派と関係が深いということはばっちしわかった。
今年から旅行で行った街から自分宛に日付と街の名前だけを書いて送ることにしているので郵便局に行った。窓口でハガキを日本に送りたいのですけどというと、「カンゼ州では康定以外からは国際郵便は送れない、康定から送れ」といわれた。康定から送っても思い出にならないというと、「送ることはできないけど、消印だけは押してあげるよ」というのでハガキ(実際は絵葉書が売っていなかったので写真屋でプリントアウトした写真)に消印を押してもらい、自分で日本まで配達することになった。
しかし国際郵便が送れないとは、やはりデルゲも他のチベット人の街と同じようにいろいろ複雑な事情があるのだ。







