アルメニアのアラヴェルディからディリジャンまで歩いてきた。 このルートはアラヴェルディで世界遺産のハフパット修道院、サナヒン修道院を見れることから観光客に人気のルートらしい。
ぼくはアラヴェルディからディリジャンで歩いたが、ディリジャンからアラヴェルディの方が見どころが最後の方に来るのでいいのかもしれない。
基本情報
アラヴェルディからディリジャンまで、5日程度かかるらしい。 ぼくはアラヴェルディから10キロほど北東にあるアフタラ修道院から歩き始めて、ディリジャンまで6日かかった。
11月上旬に歩いたが、そほど寒くなかった。一番冷えた時で0度程度だったと思う。ただ最終日は少し雪に降られた。
ルート上、トゥマニャン(Tumanyan)の他には宿泊施設はないのでテントは必須。 トゥマニャンからディリジャンまでは商店やレストラン等もないので3、4日分程度の食料が必要。
水場は多くあるが、カリンジェからハガルツィン修道院までの標高2,000メートルくらいの場所だと、水が細いこと(枯れてるところもあった)が多いので補給できる時にしっかり補給したほうがいい。カリンジェの先からカミル・ギュフまでは特に細い。
地図・ルート
地図アプリは、ぼくは自作のiPhoneアプリを使ったので、 おすすめのアプリとかはわからないけどOpenStreetMapのデータを使っているオフラインで使える地図アプリならどれもルートは載っているはず。そもそもオフラインの地図アプリでOpenStreetMapのデータを使ってないアプリなんてあるのかな。アプリはどれでもよさそうだけどトレイルが強調表示されるアプリがよさそう。
ハフパット修道院からトゥマニャンまでは、HIKEArmeniaにルートが載っている。HIKEArmeniaはモバイルアプリ(iOS、Android)もあり地図もオフラインで見ることができる。
HIKEArmeniaに載っている区間はウェイマーク(白と赤のストライプ)があるが、 アフタラ修道院からハフパット修道院までと、ムルザカルの先からハガルツィン修道院まではウェイマークはない。
トゥマニャンからハガルツィン修道院まではトランスコーカシアン・トレイルの一部なので、トランスコーカシアン・トレイルのサイトからGPXファイル、KMLファイルをダウンロードできる。
見どころ
世界遺産のハフパット修道院とサナヒン修道院などアラヴェルディ周辺に修道院、教会がある。 カリンジュの先からデベド渓谷を眺望できる。ハガルツィン修道院に下りて行くあたりからDimatsの景観を眺望できる。
- アフタラ修道院(Wikipedia(英語版))
- ハフパット修道院(Wikipedia)
- サナヒン修道院(Wikipedia)
- オズン教会
- ホロマイリ修道院(Wikipedia(英語版))
- コバイル修道院(Wikipedia(英語版))
- ハガルツィン修道院(Wikipedia(英語版))
日記
1日目
8:30、アフタラ修道院から出発。道路を歩いて幹線道路まで下る。幹線道路をアラヴェルディの方に2キロ程度歩き、脇道に入り集落を過ぎると山道になり急な登り。ウェイマーク等がないのでまめに地図を確認。それでも何度か道を間違えるが、数十メートル歩いて気づいて引き返す。12:00、地図には載っていない水場があったので昼食。雲が出てきて風も強くなるが、ちょうど昼食休憩を終えると日も出て風も弱くなる。それから20分程度で登りは終わり。たぶんこのルート上で一番の高低差。
それほど上り下りのない道を歩き、Tsaghkashat村を過ぎてしばらくすると下り。このあたりからサインポストが出てくる。
16:30、ハフパット修道院に着く。16:00頃には着けるかなと思っていたが少し遅れた。しばらく見学をして、少し歩き村のはずれでテント泊。
この区間は道が分かりにくいところが多い。基本的にひとがふたりすれ違うことができる道なので、細い道が数十メートル続いたり、道を踏んだ感じが柔らかいようなら早めに地図を確認した方がいい。
2日目
7:20、出発。ウェイマークもある歩きやすい道を歩いて、9:10、サナヒン修道院に着く。ささっと見学を済ませ出発。
サナヒンからは、ウェイマークはあるが道が細くなるので注意。12:00、橋まで下りてきて昼食休憩。
しばらく道路を歩き、未舗装の道に入る。車が通れる道で歩きやすい。14:30、オズン教会。見学をして商店で買い物。
オズンからは、歩きやすい山道。15:00、ホロマイリ修道院。ホロマイリ修道院からしばらく歩くと下り、17:20、コバイル修道院。 コバイル修道院付近は水場が多くある。コバイル修道院から少し下ったところでテント泊。
3日目
曇り。7:45、出発。歩くとすぐにトゥマニャン。トゥマニャンからカリンジュまでは未舗装の道をゆるやかに登る。カリンジュを過ぎると登り。12:00、昼食休憩。それからしばらく登るとしばらく平坦になり、また登り(この区間、地図に水場が載っているがかなり細い)。稜線に出ると風が強くなる。この辺りでウェイマークがなくなる。
地図に載っている稜線から下りたところにある水場の近くでテント泊の予定だったが、 稜線を反対側に少し下りたところに水場があり水が出ているようだったので、念の為そちらで水を補給した。 それから地図に載っていた水場に下りると枯れていた。16:30、強風のなかテント設営。
4日目
小雨。8:30、出発。なだらかな下り。いくつか集落を過ぎる。このあたりの水場は水が出ている。10:00頃、雨止む。 未舗装の道路を登ったり下ったり。11:30、昼食休憩。15:30まで歩き、水場の近くでテント泊。
5日目
曇り。8:00、出発。風強い。道はなだらか、多少の登り下り。昨日と同じような風景が続く。 11:30、峠に着く。ここからハガルツィン修道院まで下って行くだけの楽な道かと思ったら、けっこう大回りしてハガルツィン修道院まで下っていく。14:30、ハガルツィン修道院に着く。
ハガルツィン修道院から道路を下って行けば、日が暮れる前にはディリジャンに着けるのだけど、 明日、Nature Pilgrimトレイルを歩いてディリジャンに下りたいので、 ハガルツィン修道院か少し歩いたところでテント泊。
6日目
雨。8:30、出発。しばらく歩くと雪になる。峠を越えて降り始めると雪止み、日が出てくる。その後もだらだらとディリジャンまで下る。 13:30、ディリジャンに着く。思っていたより時間がかかった。