ウンコ谷を目指して徒歩旅行

ウンコ谷を目指して徒歩旅行

ティルタン川でたくさん魚が釣れると聞いて、マナリから14日も歩いて来たのに、 ティルタン川で釣りをするにはパーミットが必要だった。

パーミットを買って魚を釣るというのもつまらないので、 服部文祥さんの「インド放浪記」でたくさんニジマスが釣れたというウンコ谷まで歩いて行くことにした。

1日目

前日にグシャイニからしばらく歩いた川沿いでテント泊した。

朝目が覚めるとすでに空が白み始めていた。久しぶりに天気はよさそう。

6:45、出発。なだらかな登り。

8:40、 バタッド。ここまではバスが来ているよう。商店で買い物。商店のおじさん曰く、ここでも釣りをするにはパーミットが必要で、2、3時間で300ルビーぐらいじゃないとのこと。

9:30、とりあえずはサラハンに向けて歩き始める。途中、30分休憩。久しぶりの日差しなので、自分自身を天日干し。かなりしっかりとした道。

11:30、テント場着。2つのテント場が200メートル程度しか離れずにあるので、比べてみて、先にある方が水が良さそうだったので、そちらにする。

水場も近くにあるし、ウンコ谷に向かう前に休養することにした。

テントや荷物を干していると人がたくさん通る。今日明日とサラハンでお祭りらしい。

夕方、やっとテントを張る。散策をしていると、チチタケとハツタケを見つける。カレーにハツタケ、チチタケは汁にする。

2日目

晴れ、夜雨。

休養の日。ごろごろ。日光浴をしたり、本を読んで過ごす。昼に袋麺を食べて、夜はチチタケのカレー。

3日目

曇り、ときどき小雨。

7:40発。道歩きやすい。ところどころぬかるんだところもあるけど、人がたくさん歩くいい峠道。しかし少し冷える。3,000メートル程度とはいえ日が出てないとやはり寒い。

9:30 峠。大きな牧草地帯。下りはしっかりとした道が大部分できているよう。ただつづら折りに下りていくので、ショートカットを使い下りていく。

10:10、テント場着地。テント張り、朝作っておいたチチタケ粥を食べる。少し周辺を散策、小さなチチタケ3つとハツタケを拾う。他に見たことのないキノコを何種類か拾うが、調べても何のキノコかわからなかった。

夜はトマトとオクラとキノコのカレー。

4日目

朝、曇りときどき小雨、のち11時ごろから晴れ。振り返ってみれば、この日にモンスーンが終わって、雨が降らなくなり晴れの日が続くようになった

7:25発。道はいいが昨日と同じでショートカットを下りていく。

サラハンの手前に国立公園のゲートが作られていた。管理棟のようなものもあったので、来年あたりは、パーミットが必要になるのかもしれない。それで立派な道が作られていたのか。

8:40、サラハン。結構大きな村。竹林のように大麻が生えている。金色のお寺があってめずらしいなと思ったが、この辺は金色のお寺がおおかった。新しいく造られたお寺や改築されたお寺は、金色になっていた。

ショートカットをどんどん下る。バギプルの手前で、インド人に話しかけられる。しばらく話し込む。クルパン川に魚はいるらしい。

11:00、バギプル。天気良くなる。商店で買い物、袋麺とスナックに卵。商店で聞くと川には鱒がいるらしいが、別の人曰く先日の大雨で流されてしまってるのではないかと。釣りをして歩くなら川の西側の道がいいとのこと。

しばらく歩くと川に下りられる道があったので下りて釣り。流れが早く、成果なし。水浴びをしてしばらく休む。

道路に戻りしばらく歩くと川に下りられる道があったので下りる。途中、お兄さんがいたので聞くと魚はいないとのこと。少し竿を出してみるが成果なし。

この道をそのまま行くと道路に戻れるというので、そのまま進む。道路に戻る道と川沿いの道の分岐に出る。川沿いに進むがしばらく行くと川からだいぶ上がり、道も草に覆われてわからなくなる。何とか進み村に出る。川沿いはあきらめて道路に戻る。

道路沿いはやはりテントを張れるような場所がなかなかない。

16:15、道路から50メートルほど下りて何とかテントを張れる場所を確保。だいぶ下りたけど川はまだまだ下。14時くらいにはテント場でのんびりの予定だったが、ずいぶん歩いてしまった。

夜は袋麺と目玉焼き。

しかし川沿いに道がないと釣りもできないな。

5日目

雲ひとつない天気。

6:30、出発。テントを張ったところから道が出てたので、その道を歩く。すぐに村。カダスまで道があるそう。道路に出ずにカダスまで行けた。

7:00、カダス。買い物。川に魚がいるというので竿を出すも成果なし。

8:00、出発。道路は川からどんどん登っていく。途中から道路を外れて下に下りていく。

10:10、川原に出る。洗濯をして釣り。昼食、カダスで買った袋麺と卵3つ。その後、また釣り。成果なし。稚魚が1匹泳いでいた。魚はいるんだな。しかし暑い。

13:20、ヌトガルに向かう。意外と近く、20分程度で着く。買い物。ヌトガル近くにいいテント場がなかったので、また川原に戻る。のんびりコーヒーを飲んで、お菓子を食べる。

夜、トマトとたまごのカレー。

6日目

少し雲が出ている

6:25、出発。サトレジ川を渡り、道路をだらだらと歩く。日が出てくる。どんよりと西の方を覆っていた雲もちぎりていく。

8:10、ナグリ着。バナナなどを買う。ナグリ川沿いを登っていく。川には魚がいそうだが簡単に下りられそうなところがない。標高が低いから日が出ると暑い。

川は魚がいそうな気がする。だけど簡単に下りれそうな場所がない。

人が数人バス待ちをしているところから未舗装の車道が川の方に下りている。聞くと川まで下りるらしい。魚もいるとのこと。

11:10、川まで下りてきた。途中別の人に聞いても魚はいるとのこと。

すごく魚がいそうな感じがするが、13時前までやってみるが全然ダメ。引き上げようとしてたら大きな岩の下に2匹魚がいる。見てると上がってきて岩を突いて、またすぐに潜る。岩についた苔を食べているのか、小さな虫でもいるのか。魚が上がってくるところに毛鉤を打ってみるが全くあいてにされない。毛鉤ではつれないのか。魚はフナみたいな形をしているよう。

13:10、川を出発して道路に戻る。25分もかかった。

のんびり歩いきながら、テントを張れる場所を探すもなかなかない。15時前に、タクレチまで来てしまった。町には入らずにそのまま道をロールー方面に進む。ショートカットのよう道があったので登ってみる。急斜面だが何とかテントを張れる場所を確保。山の中と違って道路沿いはテントを張れる場所がないい。贅沢はいわない。

しかし蚊がすごい。焚き火をすると多少マシになる気がするするが気のせいかな。焚き火をして、テントを張ったら16時過ぎ。コーヒーを飲んでのんびり。

今日も夕食はトマトとたまごのカレー。

7日目

晴れているが、昨日来た方が靄っているけど、靄も取れてくるのかな。

6:07、出発。昨日結構登っていたんだな。下るのに20分くらいかかった。

6:30、テクレチ。テクレチから登り、1時間ほど登ると道路に出る。道路のなだらかな登りをセリに進む。

7:50、セリ。休憩。セリからは農道が入り組んでいてわかりにくい。

8:57、キンチャを抜ける。ここから山道かな。休憩。

しばらくは道もよかったが徐々に細くなる。それでもよく踏まれている。家畜のフンがないのでやはり道は荒れそう。

分岐にでる。よく踏まれている道とあまり踏まれていないOSMの道。よくわからないのでOSMの方に行くが、途中から草に覆われてかなり歩くのが大変そうなので、分岐に戻りもう一つの道も見てみる。しばらく行くとひとがいたので聞くとOSMでいいらしい。

分岐から350メートル急登を草を分けながら登る。

11:35、1時間かかって尾根に出る。尾根に出ても、道は藪の箇所が多そうだな。30分ほど休憩。

12:13、出発。16時頃まで歩くつもりなのでペースはのんびり。できたら頂上まで行けたらいいけどたぶん手前までだな。

ばてた足で16時まで歩き、地図で等高線の 広がった場所に出るも藪。15分かけて周辺を見て回ると焚き火後のある何とかテントの張れそうな場所を見つける。

8日目

夜雨も降らず、すこしガスってるがいい天気。

6:40、出発。藪で濡れる。

7:50、峠に着く。しばらく休憩してから下り始める。

9:00、 Dumreraとの合流に着く。キンチャ以来、水が出ている。しばらく休憩。

どうも道を外したようで、沢歩きになってしまう。しばらく行くと沢から上がるしっかりとした道があったので上がるとそのまま下流に行くようだ。最初から道を外していたようだ。

11:50、3時間近くかかってDumrera に着いた。特に何もないようなので通り過ぎる。しばらく歩き休憩。

ここからチルガオンまで20キロらしいのでのんびり歩いて、途中釣りができそうなところで釣りをして、夜にチルガオンに着けばいい。ここからは道路だし、勝手知ったるチルガオンなので大丈夫なはず。

日差しがあり暑いので休み休み歩く。川には魚がいそうだが、川まで下りてまた上がってくる体力はもうない。16時半頃、日差しもだいぶ弱くなったので、頑張って歩く。

18:45、日がすっかり暮れた頃、チルガオンに着く。350ルピーも食料を買ってしまった。

お気に入りのテントを張れる場所まで行き、焚き火を焚いて、テントを張り、川で水浴びをしたら、もう9時前。夕食は買った鶏肉で豪勢にチキンカレー。

ウンコ谷は、チルガオンから峠をひとつ越えるのだけど、服部文祥さんの「インド放浪記」でウンコ谷の周辺は国立公園に指定されていて、地元の人にパーミットを取ってからこいといわれたとあった。峠越えをしている時に追い返されるのもこまるので、服部文祥さんにならってバスでウンコ谷まで行ってしまい、ルピン川を釣りをしながら下ろうと思う。