稲城から理塘へ 3 - 藏壩でお祭りを見る

稲城から理塘へ 3 - 藏壩でお祭りを見る 昨日聞いたところによるとお祭りは2日間行われ、1日目は踊りで、2日目が競馬らしい。


稲城から理塘へ 3 - 藏壩でお祭りを見る, 1 10時頃から騒がしくなり始めたのでテントから出て見に行く。大きなテントの下で演劇をやっている。演劇のことはよくわからないがこういうのを村芝居というのだろう。なんとも質朴なものなのだ。素人芝居ともいうのか。それでもみんなそれなりに楽しんでいるようだ。


稲城から理塘へ 3 - 藏壩でお祭りを見る, 2 しばらく見ていたが飽きてきたのでその辺をぶらぶら歩きに行こうとすると、綺麗なチュパを来たみなりのいいチベット人に話しかけられる。日本人か、どうやってここまで来た、この祭りのことはどこで知ったとかいろいろ聞かれた。14時頃、あそこのテントで食事を配るから食べに来たらいいと教えてくれた。そのテントを見ると中国の国旗が立っていた。どうも共産党の方だったらしい。

しばらくお祭り会場の周辺をぶらぶら時間を潰して共産党のテントに食事をもらいに行く。テントに行くと来たか日本人という感じで下にも置かない歓迎を受ける。食事は炊き出しという感じだが、6種類くらいおかずがあって豪華だ。肉もたくさんある、何より野菜がたくさんあるのが嬉しい。

しかしこの炊き出しは共産党がチベット人を懐柔するためのものではないか。チベット人は知ってか知らずかほとんど食べに来ない。こんなに簡単に懐柔されてしまったぼくは本当に面目ない。野菜の誘惑というのは恐ろしい。夜もしっかりご馳走になった。


稲城から理塘へ 3 - 藏壩でお祭りを見る, 3 2日目。9時半頃から馬を連れた人が集まりだした。しかしなかなか始まる気配がない。11時頃、みんな馬に乗って横一線に並び始めた。急に雨が降り始めたので合羽を着ているとその隙に全ての馬が一斉に走り始めた。一直線に駆けていく。どんどん小さくなりほとんど見えなくなった。残された見物の人たちもテントの方に戻り始める。何が何だかよくわからないので聞いてみるとこれでおしまいとのことである。

競馬というものもいろいろとあるのだと思った。