怒江から瀾滄江まで碧羅雪山を越えてハイキング

国慶節と雨季を避けて11月上旬に行ったら、 2つ目の碧羅雪山の峠はすでに雪が積もっていた。

途中で会ったリス族の人たちが、 今日明日は天気がいいから、まだ越えられると思うけどまた雪が降ったら難しいと教えてくれたので、 本当は、1つ目の峠を越えた後で2、3日のんびりキャンプをしようと思っていたが、雪が降る前にと忙しく歩いた。

キャンプをするつもりだったので、じゃがいもやら、玉ねぎやらといろいろ食料を持って来てしまったので、 荷物が27、28キロもあり思っていたよりずっと大変なハイキングだった。 3日前はラオスにいたくらいなので、高度順応も全くだったので峠越えは堪えた。

このルートは有名なトレッキングルートでOpenStreetMapにも載っているので、 GPSなどにダウンロードしておけば迷うことはないはず。 OpenCycleMapOutdoorsが等高線が見やすく表示されるので、 オフラインでも見れるように自作iPhoneアプリを作って時々確認しながら歩いた。 OpenStreetMapの情報は、深い谷間などではログが飛んでいるようだったが、他はかなり正確だった。 そもそも山道に入ってからはほぼ1本道なので道なりに歩いて行くだけ。

怒江から山道までだらだらと道路を1日半かけて登って行ったが、 中国人は貢山などで山道までミニバンをチャーターするらしい。

1日目

六庫からバスで捧当郷まで移動。15時頃、捧当郷着。迪麻洛に向けて歩き始める。 丙中洛に向かう道路から外れて徳欽に向かう道に入ると検問がある。 困ったなと思いつつ通り過ぎようとすると、やはり呼び止められる。 どこへ行くのだと聞かれたので、「迪麻洛の辺りの景色がいいと聞いたので迪麻洛に行きます。 いいところだったら数泊しようと思っています」と適当に答えておく。 以前、東チベットを歩いているときに山を越えてどこそこに行くといったら、公安に追い返されそうになったことがあるので用心。 登記はされたけど無事に通過。

捧当郷の辺りでテント泊の予定だったが、 できるだけ公安の目の届かない場所まで行った方がいいかと思い、時間もなかったが多少登って目立たないところでテント泊。

2日目

だらだらと道路を登る。だらだらと暮らしていたからか、だらだらとした登りが堪える。 車道が終わりしばらく歩き、山道に入る手前でテント泊。

3日目

登り始めてすぐに左手にある山道に入る。少し分かり難いがOpenStreetMapの通り進めば問題ない。 ここからやっとハイキングという感じになる。 1つ目の峠(3,900m)を越えて下り。 川沿いを北に歩く。2つ目の峠の登り口の手前2キロぐらいまで歩きテント泊。

この辺りは景色がいいのでしばらくキャンプをしたかったが雪が降ると峠を越えられなくなるというので諦める。 登山の人ならわけないのかもしれないが、ハイキングの人のぼくには無理なので仕方ない。

4日目

2キロほど歩くと登りになる。いくつか道が出てくるが峠に登って行く道を進む。ところどころ雪が積もっている。

峠の反対側は雪が膝上くらいまで積もっている。深いところだと腰の下くらいはある。1.5キロくらい積雪のあるところを歩く、標高も4,200メートルでかなり堪える。ちょうど道が下って行く辺りから雪が無くなる。

高山病なのか、急に重い荷物を担いだからなのか手が痺れてきた。頑張って標高を下げてテント泊。

5日目

川沿いをだらだらと下る。 途中、落ち葉などで踏み跡が分かり難くなっているので、注意しながら歩く。

車道に出てからまた山道というか農道に入る。農道なので少し道が入り組んでいるが下って行く方に進んで行く。

思っていたより時間がかかり夕方、茨中に着く。

しかしよくよく考えたら峠を越えて雪の心配もなくなったのだから、途中、キャンプでもしてくればよかったのだなと、宿でカレーライスを作りつつ反省。